モバイル検索による音声検索の需要

ところで、モバイルで検索することが増えているということはご存知でしょうか。
実はこのモバイル検索のスタイルが変わってきており、その一つが「音声検索」というものです。

これは2018年ごろにジョン・ミュラーというGoogle内部の有名な人が説明した、有名な検索方法の変化です。
これまでは音声による検索はほぼなく、人は検索したい文字数や文字列をキーワードとして入力し、検索を行っていました。
ところが、最近では2016年の音声検索はGoogle全体の20パーセントになっており、2020年頃には50パーセントにまで伸びるのではないかと言われています。

このジョン・ミュラー氏はGoogleの中でも有名なアナリストであり、エンジニアでもあります。
彼が提唱したのは、今のSEOにも通じる様々な対策でした。

ひとつは構造化データをより明確に分かりやすくするというものです。
これはサイト内の構造化、サイトのコンテンツの構造などをしっかり統一し、なおかつ分かりやすくするということに尽きるでしょう。
たくさんのデータがあるのであれば、なおのこと分かりやすい表示や表記、適切な見出しの設定などが重要になります。

もうひとつは音声検索には使われやすい文章がある、ということです。
実は音声検索とテキスト・キーワードなどを使った検索では少々検索結果が違うようなのです。
このため、それぞれのテキストごとの対策が必要になります。
少し高度な事ではありますが、この点は注意しておきましょう。
例えば日本で一番有名な本を知りたいとしましょう。
この時、これまでのかたちであれば「日本一/有名/本」などで検索したでしょう。
これらがクエリとなってGoogleで結果が返されるようになっていました。
ですが、音声検索の場合は少々違います。
「日本で一番有名な本は?」というように、文章を使ったものが多くなり、クエリも長分化する傾向があります。
このように高度で複雑なものになりましたが、基本的にユーザーの検索意図は変わりません。
また、ほかのSEOでもそうであるように、過度な最適化は結果に悪い影響を及ぼすため、あまりよくありません。

音声検索を最適化するのは悪い事ではありませんが、基本的に内部の構造化データを適切なものにしたり、検索意図を考慮したサイト制作などを行います。
このため、これまでのSEOとそこまで大きく変わらないという意見もあります。
もしよければ、ジョン・ミュラー氏が解説している動画をチェックしてみてもいいでしょう。